プレミアムプランの基本機能「カスタム辞書」

「カスタム辞書」はお客さまご自身の表記や校正ルールを登録できる機能で、この内容もふくめて校正にかけることができます。

校正ルール(用語)登録方法

①カスタム辞書ページでの登録

「⚙️設定→カスタム辞書」、または右上の人物アイコンをクリックして表示される「カスタム辞書編集」タブをクリックします。

カスタム辞書1

 

こちらが「カスタム辞書」の編集画面です。
右上の赤い「ルール追加」ボタンをクリックして、登録したい言葉を入力していきます。

登録例

「よろしく」を、漢字の「宜しく」ではなく、すべてひらがなの「よろしく」で統一したい場合の入力例です。
「キーワード」欄には間違い例(宜しく)、「変換候補」に正しい表記(よろしく)を入力します。補足したい内容があれば「説明コメント」に入力します。

 

「お客さま」を、「お客様」ではなく「さま」をひらがなで統一したい場合の入力例です。

 

間違いやすい人物名や社名・製品名などの固有名詞も登録しましょう。

②本文中からの登録

登録したい言葉を、校正中の本文からも登録できます。
該当の文字列を選択すると「カスタム辞書に登録」ボタンが表示されます。

 

「カスタム辞書に登録」のタブをクリックすると、「ルール追加」の画面が表示されるので、ここで登録をおこないます。

 

辞書に登録した用語は、いつでも追加や削除ができます。
1,000語まで登録可能です。
また、作成いただいた「カスタム辞書」は、トライアル終了後も引き継がれます。

③インポート機能で一括登録

登録したい言葉を、校正中の本文からも登録できます。
辞書リストにあるサンプルフォーマット(CSV形式)をダウンロードし、Microsoft Excelなどの表計算アプリケーションで、登録したいキーワードを登録します。

※お客さまご自身でCSVファイルを作成していただいても結構ですが、その場合は「キーワード」「変換候補」「説明コメント」の3列のフォーマットで作成してください。
この項目以外が含まれていたり、順番が異なっていたりすると、正しくインポートができません。

1行目の1列目に「キーワード」、2列目に「変換候補」、3列目に「説明コメント」を入力します。2行目以降に該当する用語と説明を記入します。

以下で、Typoless上にご用意したCSVテンプレートを使ってインポートする場合の方法をご説明します。
「カスタム辞書一覧」から、キーワードを登録していない空の「カスタム辞書」を開き「インポート」をクリックします。

「サンプルをダウンロード」ボタン、「テンプレートをダウンロード」ボタンから、それぞれCSVファイルをご自身の環境にダウンロードしてください。

こちらがサンプルCSVファイルです。

こちらがテンプレートCSVファイルです。
A行に「指摘したいキーワード」(間違った入力内容)、B列に「修正内容」(正しいキーワード)、C列に「補足、MEMO」(任意)を登録して、すべて入力完了後にCSV形式でご自身の環境に保存してください。

カスタムルール一覧の画面で「インポート」をクリックします。
その後、「ファイルを選択してインポート」をクリックします。

ご自身で作成されたCSVファイルを選択します。

「インポートを実行する」をクリックすると完了です。
※すでにこの辞書内に手動で登録済のキーワードがある場合、それらは全て削除されますのでご注意ください。

インポートが完了しました。
左側のタブで、個別にキーワードをOFFにできます。
右側の「鉛筆」マークで内容を編集したり、「ゴミ箱」マークで削除したりできます。

 

「もしかしてルール」の登録

※ 2024年8月8日追加

カスタム辞書において新たに「もしかしてルール」が登録できるようになりました。

もしかしてルールは、正しいキーワードを登録しておくとそれに似た単語の出現を検知でき、人名や商品名などの固有名詞、長い英単語など、タイプミスや表記揺れを検知するのに有効です。

例えば、「タイポ太郎」と登録しておくと、「タイプ太郎」という文字列があったときに検知してくれます。

そのほかにも、大文字小文字を使い分ける必要のある英単語の表記揺れ検知にも有効で、例えば「Typoless」と登録しておくと「typoless」という文字列を検知可能です。
※ 既存のルールは「完全一致ルール」という名称に変わり、引き続きご利用いただけます
 
これまで完全一致ルールに正しい例を登録することで、商品名等のミスがないかチェックされていた方は、ぜひ該当ルールを「もしかしてルール」へ置き換えてご利用ください!
 
カスタム辞書にアクセスすると下の画像のように、完全一致ルールもしかしてルールの2つのタブが表示されています。
もしかしてルールにタブを切り替えてルール追加をクリックします。
すると、下の画像のようなポップアップが表示されるので、登録したい文字列を登録します。
この時、キーワードには正しい名詞などの文字列を登録してください。
この状態でエディター画面において間違った文字列を入力すると、「もしかして」と指摘が入ります。
 
もしかしてルールと完全一致ルールが同じ単語に対して検知された場合は、完全一致ルールのみが表示されます。
もし、もしかしてルールの優先度を上げたい場合は、該当の完全一致ルールを削除してください。

「もしかしてルール」の一括インポート(登録)

もしかしてルールも完全一致ルールと同様に、csvファイルを用いた一括インポートが可能です。

これらのインポートは、csvファイルを分けることなく一つのcsvファイルで一気に行えます。

 

csvのインポートの基本手順はインポート機能で一括登録と同様です。

「もしかしてルール」を登録したい場合は、該当のルール(行)の「もしかしてルール」の列(最終列)をTRUEにセットした上で、インポートを行なってください。

サンプルのcsvファイルでは、最後の行がもしかしてルールのため、最終列がTRUEになっているのが確認できます。

「完全一致ルール」を登録したい場合は、該当のルールの最終列を空欄にしてください。

 

ルール辞書