カスタム辞書

「カスタム辞書」はお客さまご自身の表記や校正ルールを登録できる機能で、この内容もふくめて校正にかけることができます。

校正ルール(用語)登録方法

はじめに辞書を作成しましょう

「カスタム辞書」の右側の記号(3つの点)、または右上の人物アイコンをクリックして表示される「カスタム辞書編集」タブをクリックします。

「カスタム辞書一覧」ページで辞書を追加します。
右端にある鉛筆マークをクリックすると「辞書編集」ウィンドウが開くので、辞書名と説明コメント(任意)を入力し「上書き保存する」をクリックします。

「カスタム辞書」は3つ作成でき、校正でどの辞書を使うかを校正時に選択できます。
(作成したすべての辞書データはトライアル期間終了後、ご契約後の環境へ引き継がれます)

次に辞書に校正ルールを登録しましょう

辞書にルールを追加する方法は3種類あります。

①カスタム辞書ページでの登録

「カスタム辞書一覧」ページで、編集したい「カスタム辞書」のタイトルをクリックして「カスタムルール一覧」を開きます。
右上の赤い「ルール追加」ボタンをクリックして、登録したい言葉を入力していきます。

登録例

「よろしく」を、漢字の「宜しく」ではなく、すべてひらがなの「よろしく」という表記で統一したい場合の入力例です。
「キーワード」欄には間違い例(宜しく)、「変換候補」に正しい表記(よろしく)を入力します。補足したい内容があれば「説明コメント」に入力します。

「お客さま」を、「お客様」ではなく「さま」をひらがなで統一したい場合の入力例です。

間違いやすい人物名や社名・製品名などの固有名詞も登録しましょう。

②本文中からの登録

登録したい言葉を、校正中の本文からも登録できます。
該当の文字列を選択すると「カスタム辞書に登録」ボタンが表示されます。

「カスタム辞書に登録」のタブをクリックすると、「ルール追加」の画面が表示されるので、ここで登録をおこないます。

辞書に登録した用語は、いつでも追加や削除ができます。
1,000語まで登録可能です。

③インポート機能で一括登録

登録したい言葉を、校正中の本文からも登録できます。
辞書リストにあるサンプルフォーマット(CSV形式)をダウンロードし、Microsoft Excelなどの表計算アプリケーションで、登録したいキーワードを登録します。

※お客さまご自身でCSVファイルを作成していただいても結構ですが、その場合は「キーワード」「変換候補」「説明コメント」の3列のフォーマットで作成してください。
この項目以外が含まれていたり、順番が異なっていると、正しくインポートができません。

1行目の1列目に「キーワード」、2列目に「変換候補」、3列目に「説明コメント」を入力します。2行目以降に該当する用語と説明を記入します。

以下で、Typoless上にご用意したCSVテンプレートを使ってインポートする場合の方法をご説明します。
「カスタム辞書一覧」から、キーワードを登録していない空の「カスタム辞書」を開き「インポート」をクリックします。

「サンプルをダウンロード」ボタン、「テンプレートをダウンロード」ボタンから、それぞれCSVファイルをご自身の環境にダウンロードしてください。

こちらがサンプルCSVファイルです。

こちらがテンプレートCSVファイルです。
A行に「指摘したいキーワード」(間違った入力内容)、B列に「修正内容」(正しいキーワード)、C列に「補足、MEMO」(任意)を登録して、すべて入力完了後にCSV形式でご自身の環境に保存してください。

カスタムルール一覧の画面で「インポート」をクリックします。
その後、「ファイルを選択してインポート」をクリックします。

ご自身で作成されたCSVファイルを選択します。

「インポートを実行する」をクリックすると完了です。
※すでにこの辞書内に手動で登録済のキーワードがある場合、それらは全て削除されますのでご注意ください。

インポートが完了しました。
左側のタブで、個別にキーワードをOFFにできます。
右側の「鉛筆」マークで内容を編集したり、「ゴミ箱」マークで削除したりできます。

カスタム辞書の追加方法

エンタープライズプランでは、「カスタム辞書」を3つまで登録できます。
部署や分野ごとに特有の用語ルールで校正したい時に、どの辞書(校正ルール)で校正するかを使い分けられます。

カスタム辞書を追加するには、「カスタム辞書一覧」ページの右上にある「辞書追加+」ボタンをクリックし、表示されたモーダル上で「辞書名」や「説明コメント」を入力した上で「追加する」ボタンをクリックしてください。