「良文サポート」機能で、何をチェックすることができるのか、説明します。
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半角カナ
半角カナを検知します。
(例)カナモジ -
「ですます」「である」の混用
「です・ます」調と「である」調の混用を検知します。 -
かっこの不備
「 [ ( " などのとじ忘れを検知します。
全角と半角の不整合も検知します。
(例1)「これだ!というものはなかった
(例2)(半角と全角の揺れ) -
濁点・半濁点の単体利用
「゛」や「゜」が1文字として扱われていることを検知します。 -
〜たり〜たりの不備
「〜たり」が繰り返し利用されていないことを検知します。片方が「〜たり」表現なのにもかかわらず、もう片方の動詞が「〜たり」ではない場合をエラーとします。
(例)問題を解いたり、先生と話す中で成長する。 -
読点の数が4個以上
読点(、)が一文中に4回以上利用されていることを検知します。 -
年月日と曜日の不一致
年月日と曜日が一緒に記載されている場合に、ズレがないかをチェックします。ただしすべてのフォーマット(日付の表記)でチェックが行えるわけではありません。
(例)2024/04/23(月)、2024-04-23(月)、2024年4月23日(月) -
全角数字の利用禁止
全角数字を検知します。
数字を半角のみに統一したい場合にご利用下さい。 -
文末の句点抜け
文末に句点(。)が抜けていることを検知します。文末に感嘆符・疑問符(!?)がある場合や、箇条書き(文頭に「・」などがある)の場合は指摘しません。
また、見出しとの区別のために、指摘しはじめる文字数を設定することが可能です。 -
助詞の連続
同じ助詞が連続で使われていることを検知します。
ここで言う連続とは、「事故でバスで向かった」のように"で"の間に1単語のみが挟まれている状態を指します。
「事故で電車を避けバスで向かった」のように"で"の間に2単語以上が挟まれる場合は指摘されません。
また、「の」「を」「て」の連続については、例外的にエラーとして検知しません。 -
二重否定
「〜なくもない」「〜ないことはない」などの二重否定を検知します。 -
100文字より長い文章
一般的に長いとされる、100文字より長い文章を検知します。 -
「が」の重複
助詞「が」が一文中で複数回使われていることを検知します。
「助詞の連続」とは別に「が」の重複のみをチェックします。
(例)問題があったが対応したが解決しなかった。 -
冗長な表現
一部を省略しても意味が通じる表現を検知します。具体的には以下のパターンを検知します。
①:することが [できる・可能だ] → できる・可能だ
②:であると [言える・考えている] → と言える・考えている
③:[サ変名詞] を [行う・実行する] → [サ変名詞]する
(例)解決することができる。 -
同一単語の連続
同じ単語の連続利用を検知します。
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形式名詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい形式名詞を検知します。具体的には以下を検知します。
〜する上(で)、〜する事(が)、〜する度(に)、〜する方(が)、〜する時(に)、〜する毎(に)、〜する為(に)、〜する訳(が)、〜する所(だ)、〜する通り(に)、〜する物(だ) -
副詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい副詞を検知します。
(例)敢えて、一旦、未だに、更に -
補助動詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい補助動詞を検知します。具体的には以下を検知します。
〜して頂く、〜して下さい、〜して行く、〜して来る、〜致します、〜し出す