良文サポート
読みやすく誤解のない文章にするための指摘を行う、文体サポート機能です。
良文サポートは、誤字脱字だけでなく、文体や体裁の不備を検知して、読みやすく誤解のない文章へ導く機能です。本記事では、良文サポートでチェックできる項目を種類ごとに解説します。各項目は 歯車アイコン(設定)> 良文サポート から個別に ON / OFF を切り替えられます。
文字種・表記の統一に関するチェック
半角カナ
半角カナを検知します(例: カナモジ)。
全角数字の利用禁止
全角数字を検知します。数字を半角のみに統一したい場合にご利用ください。
全角アルファベットの利用禁止
全角アルファベットを検知します。アルファベットを半角のみに統一したい場合にご利用ください。
濁点・半濁点の単体利用
「゛」や「゜」が 1 文字として扱われていることを検知します。
4 バイト文字
絵文字などの 4 バイト文字を検知します。4 バイト文字は、古いシステムや一部のデータベースでは正しく扱えない可能性があります。
機種依存文字
機種依存文字を検知します。機種依存文字は、環境によって表示できない可能性があります。
半角数字の 3 桁カンマ区切り
数値が 3 桁ごとにカンマ区切りになっていない箇所を検知します。半角数字のみに対応しています。
文体・統一性に関するチェック
「ですます」「である」の混用
「です・ます」調と「である」調の混用を検知します。
同一単語の連続
同じ単語が連続して使われていることを検知します。
同一接続詞の連続利用
「しかし、〜。しかし、〜」のように、連続した文で同じ接続詞が使われていることを検知します。
名詞表記揺れチェック
同じ意味の名詞が複数の表記で表現されていることを検知します(例: 「ユーザー」と「ユーザ」、「PC」と「パソコン」)。
読みやすさに関するチェック
100 文字より長い文章
一般的に長いとされる、100 文字より長い文章を検知します。
読点の数が 4 個以上
読点(、)が一文中に 4 回以上使われていることを検知します。
冗長な表現
一部を省略しても意味が通じる表現を検知します。具体的には以下のパターンを検知します。
- することが「できる・可能だ」→ できる・可能だ
- であると「言える・考えている」→ と言える・考えている
- 「サ変名詞」を「行う・実行する」→「サ変名詞」する(例: 解決することができる)
二重否定
「〜なくもない」「〜ないことはない」などの二重否定を検知します。
形式名詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい形式名詞を検知します(例: 〜する上で、〜する事が、〜する時に、〜する為に)。
副詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい副詞を検知します(例: 敢えて、一旦、未だに、更に)。
補助動詞の漢字表記
漢字よりもひらがなで表記したほうが読みやすい補助動詞を検知します(例: 〜して頂く、〜して下さい、〜致します)。
文法・誤用に関するチェック
「ら」抜き言葉
ら抜き言葉を検知します(例: 食べれますか?)。
「い」抜き言葉
「〜てます」「〜てない」などの「い抜き言葉」を検知します(例: 校正してます、見逃してない)。
「さ」入れ言葉
「したさそう」というような「さ入れ言葉」を検知します(例: 犬が散歩したさそうにこちらを見ている)。
助詞の連続
同じ助詞が連続して使われていることを検知します。ここでの連続とは、「事故でバスで向かった」のように助詞の間に 1 単語のみが挟まれている状態を指します。「事故で電車を避けバスで向かった」のように 2 単語以上が挟まれる場合は指摘されません。なお、「の」「を」「て」の連続は例外として検知しません。
「が」の重複
助詞「が」が一文中で複数回使われていることを検知します。「助詞の連続」とは別に、「が」の重複のみをチェックします(例: 問題があったが対応したが解決しなかった)。
〜たり〜たりの不備
「〜たり」が繰り返し使われていないことを検知します。片方が「〜たり」表現なのに、もう片方の動詞が「〜たり」でない場合をエラーとします(例: 問題を解いたり、先生と話す中で成長する)。
不自然なアルファベット
日本語の文中に、誤変換などで混入した不自然なアルファベットを検知します(例: 変換nした、入力sする)。
不自然な半角スペース
文字の間に入った不自然なスペースを検知します。「これは だめ」「これも NG」は検知し、「This is OK」のような英文中のスペースは検知しません。
体裁・記号に関するチェック
かっこの不備
「 〔 ( " などのとじ忘れを検知します。全角と半角の不整合も検知します(例: 「これだ!というものはなかった、(半角と全角の揺れ))。
文末の句点抜け
文末に句点(。)が抜けていることを検知します。文末に感嘆符・疑問符(!?)がある場合や、箇条書き(文頭に「・」などがある)の場合は指摘しません。見出しとの区別のために、指摘を始める文字数を設定することもできます。
年月日と曜日の不一致
年月日と曜日が一緒に記載されている場合に、ズレがないかをチェックします。ただし、すべての日付フォーマットでチェックできるわけではありません(対応例: 2025/04/23(月)、2025-04-23(月)、2025年4月23日(月))。
URL・QR の有効性チェック
URL 形式の文字列を検知します。エラーパネル上で、URL が有効でアクセス可能かを確認できます。PDF 校正では QR コードもチェックできます。
最終更新日: 2026/05/20